アレバ社、経営赤血状態

うん、経営赤字状態だよね、分かっとるってば。

しっかし、3月11日以降、バっタバっタと

「あるよ、あるよ、直ぐ送るよ~。」っつってさ、日本にロボット送ったり、防護服、マスクなど送ってみたり

「やるよ、やるよ、おいらに任せて~、技術持っとるよ、腕前見せるよ~。」、「ウチんとこの優秀な技術屋さん、専門家たち送るよ、待ってて~今すぐ行くから~。」っつってみたりしてさ、汚染水処理機やら設置してみたり

「情報?そんなん全部公開せんとダメだってば、国民に全て透明でって情報公開第一だよ~。東電、隠蔽してるやんか~ダメやわ、ソレじゃ。ウチんとこは、綺麗サッパリ公開してるよ、キリッ☆」(←大嘘!!!)っつってみたり

っと、まぁ、色々ヤっててさ、3月11日以降、フランスのメディアも一斉に「アレバが日本に・・・福島第一原発に・・・」っつって、まぁ、一種『アレバ社日本で活躍』みたいに報じられてたけどさ・・・今日、アレバの日本での『活躍』ってのを伝えてるところは皆無なんじゃね?

まぁ、あんなのも、アレバにとっては、フランスや、自分とこの契約してる海外の「お客様」に対する大々的な、「宣伝キャンペーン」でしかなかったと思うわ。

で、しかも、アレバが送ったホースが何回も破れて水漏れしてたし、汚染水処理機?そんなもん、しょっちゅう止まって役にも立ってなくって大金掛けて失敗ばっかやったやん。

それでも、「ウチらの製品は他の所に比べると確かに高い、高いけど、ソレだけの価値のある技術、製品になっている、キリッ☆」とか言っててさ、よぉ~この期に及んで未だ言ってられるよね。

でも、そんなもん見破られてるってば、赤い血がドロドロ流れてるやんか。

3月11日、福島第一原発事故以降、確実にアレバ社の風向きだって変わったわけだ、必死に「ウチは大丈夫、何があっても大丈夫」みたいに振舞ってたけど、日に日にボロが出始めてるよね。

ここ数日、アレバ社の経営状況が思わしくないってんで色んな所でニュースになってて、アレバ社フランス国内のリストラをするって言ってみたり、いやいや他の国の従業員の首は切っても絶対にしないって経済産業相が言ったり、もう、めちゃくちゃやん。

昨日の、BFMTVの「アレバ社情報まとめ」によると・・・

BFMTV – 12/12/2011

① アレバ社 = 経営難、売り上げ降下中、苦しいです = はい、赤字でっす。

② 特に失敗した2つの企画

→ フィンランドの最新型原子炉建設EPRの大幅な遅れ

売値 = 3000000000ユーロ の所が 2800000000ユーロ の追加が必要に。= 工事の遅れや何やらで、結局約2倍の金が掛かる事になった、アレバにとっては大損。

→ ウラン鉱山Start up UraMinの赤字

当時の買値と比べると、今日の価値は80%降下した。= 1800000000ユーロ → 300000000ユーロ

③ アレバが持ってた鉱山企業エラメット(Eramet)の26%に当る株を売り払います = 1200000000ユーロで手を打ち、手放します。

④ アレバ社の4年間に渡っての消費計画 = 1000000000ユーロの節約します。

→ 下請け労働者の削減

→ 給料値上げ無し、従業員採用の見直し

⑤ リストラ計画

現在のアレバ・アメリカ社員+アレバ・ドイツ社員 = 総勢5500人

で、その内の?人かの首を切りまっす。

ドイツでは、1200~1500人がリストラされる予定。

⑥ アレバ社社長・リュック・ウルセル(Luc Oursel)氏 = 「フランス国内のアレバ社員(30000人)の首は切りまっせん! キリッ☆」 ← ④ では「下請け労働者の削減っと言ったように、下請け労働者については、好き勝手に遣って、首切ってってやるけど、正社員の皆~30000人の仲間の首は切らないから安心してねぇ~☆」って事でしょ、これ・・・。

おいいいいいっバレバレじゃねぇかよッ!!! 分かりやすいな、おいっ!!! (怒)

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毎日新聞 2011年12月13日

仏アレバ社:今年度の赤字1400億~1600億円に

【ロンドン会川晴之】世界最大の原子力複合企業で、福島第1原発の汚染水処理にも関わるフランスのアレバは12日、今年度の赤字額が14億~16億ユーロ(約1400億~1600億円)に達すると発表した。福島第1原発事故を受け、ドイツ、スイス、イタリアが脱原発を決めるなど、原発見直しの機運が高まっていることに加え、ウラン鉱山投資に失敗したのが原因。

赤字転落は10年ぶり。13日に再建計画を発表するが、欧州メディアは数千人規模の雇用削減に踏み切ると伝えている。

アレバは、仏政府が株式の87%を保有する国営企業。ウラン鉱山、ウラン濃縮、核燃料加工、原発、核燃料再処理など原子力産業の全ての分野で事業を展開しており、福島事故の影響を全分野で受けた。

原発事業では、フィンランドに建設中の新型炉「EPR」に手間取り、09年に運転開始予定が13年以後にずれ込んでいる。福島事故後に欧州連合(EU)が原発のストレステストを実施したことで、各国の新規導入計画に大幅な遅れが出たことも響いた。

6月末に退任したロベルジョン前最高経営責任者(CEO)は、原発が地球温暖化対策の切り札として脚光を浴びた「原発ルネサンス」を背景に、積極的な投資を展開した。しかし、07年に買収したアフリカのウラン鉱山の埋蔵量が予想を大幅に下回ったほか、ウラン価格も見通しの4分の1に低迷している。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20111213k0000e020183000c.html

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AFP通信 2011年12月13日

仏アレバ、今年の赤字最大で1600億円に

【12月13日 AFP】仏原子力大手アレバ(Areva)は12日、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所事故の影響で所有する鉱山資産の価値が下がったことにより、2011年の営業損失が16億ユーロ(約1600億円)に上る見通しになったと発表した。またアレバは大規模なコスト削減策を発表した。

アレバは、24億ユーロ(約2500億円)の引当金を計上すると発表。その上で、12億ユーロ(約1200億円)規模の資産を売却し、今後5年間で投資額を約30%削減して77億ユーロ(約8000億円)にまで圧縮し、競争力を取り戻すためにコスト削減を実施するという経営計画「Action 2016」を示した。

Action 2016による人員削減の詳細は発表されていないが、アレバは計画発表後に行われたフランス労働組合との会合で、フランス国内での新規採用を凍結することを伝えたという。これは年1200人の雇用喪失にあたる。

■2013年からは黒字回復見通し

だが、株式の大半をフランス政府が所有し、フランス産業界の至宝とされてきたアレバは、来年は3~6%の収益拡大を見込んでいると述べ、営業利益は7億5000万ユーロ(約770億円)に上るとの見通しを示した。さらに2013年には、営業利益が12.5億ユーロ(約1300億円)に達する見通しだという。

「福島事故前の予測と比べて世界的に原発の設置の先送りが一定程度広がったとしても、電力消費の拡大見通しを考慮に入れると、原子力と再生可能エネルギーの展望は今後も強いと確信している」と、アレバのリュック・ウルセル(Luc Oursel)最高経営責任者(CEO)は声明で述べた。

■取引再開後のアレバ株は4%下落

12日のパリ(Paris)株式市場は、アレバが取引開始時間の直前に行った要請を受けて同社株の売買を停止した。その後取引を再開したアレバ株は、前週末比4%以上安い19.45ユーロでこの日の取引を終えた。

アレバはベルギー、米国、ドイツでの人員削減を発表するとみられている。ドイツでは、福島原発事故後に原発廃止を発表しているため、約1300人の雇用が失われる可能性がある。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/economy/2845600/8194487?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

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アレバのテレビCM (2004年版)

アレバのテレビCM、カナダ編


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