Daily Archives: September 30, 2011

精神科医・中野幹三氏 「ケガレの概念」

精神科医、中野幹三氏 (1996年)

ケガレ = 穢れ(けがれ)とは、時間・空間・物体・身体・行為などが、理想ではない状態・性質になっていることを表す神道の宗教概念である。(ウィキペディア)

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村上春樹、カタルーニャ国際賞授賞式にて。(2011年9月6日)

「原爆の父」=ロバート・オッペンハイマー博士 (右の男性)

ハリー・S・トルーマン 第33代・アメリカ合衆国大統領

ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。

「大統領、私の両手は血にまみれています」

トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチをポケットから取り出し、言いました

「これで拭きたまえ」

しかし言うまでもないことですが、それだけの血をぬぐえるような清潔なハンカチなど、この世界のどこを探してもありません。

私たち日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。

それが僕の個人的な 意見です。

私たちは技術力を総動員し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求するべきだったのです。

それは広島と長崎で亡くなった多くの犠牲者に対する、私たちの集合的責任の取り方となったはずです。それは我々日本人が世界に真に貢献できる、大きな機会となったはずです。しかし急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、その大事な道筋を私たちは見失ってしまいました。

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村上春樹氏が実際に語っている映像を、ここで。(3分33秒から)


マルクール核・放射能廃棄物処理場事故=レベル1 – L’incident nucléaire de Marcoule classé niveau 1

2011年9月12日昼ごろ、南フランスのマルクール核・放射能廃棄物処理場で爆発事故が起き、死者1人、負傷者4人(重傷者1人)が出た。

(注) 事故当日のBFMTVの現場からのニュースでは、特派員は、「爆発ではなく『激しい爆発』(突熱)だったという話で・・・」って言ってた。

あの事故では、その後、フランス原子力安全委員会によって検証がなされ、原子力発電所事故のレベル1という評価が下った事を知ったよ。

知ったのは昨日9月29日付けの、RAJEというサイトの記事でだった。

記事タイトルは、「原発 - マルクール - ソントラコは炉の放射線線量を過小評価していた」っというもの。

ソントラコ = フランス電力会社EDFの子会社

ずばり、過小評価って、どういう事だと書かれているのか?

この爆発があった後に、、原子力安全防護研究所のオリヴィエ・イスナール(Olivier Isnard)氏によると、爆発した炉には、大変低濃度の放射性物質を含む金属製物質が、4トン入っていたらしく、それらは、ざっと、6万7000ベクレルだったと発表されてた。(参照記事は、コレ。)

今回読んだ記事には、その後の原子力安全委員会の調査で、炉に入っていたのは金属性物質4トンで、それらの放射線線量は、「30メガベクレルであって、(当初ソントラコやEDFが発表してきた)決して『低濃度』の65キロベクレルではない」っという事。

この「過小評価」は、ざっと500倍の差だってよぉぉっ、500倍低く評価したという事!!

そして、徐々に同じ内容の記事がネットで見受けられるけど、大手メディアの伝えるものはない。

以下が、RAJEの記事まんま。

NUCLEAIRE — Marcoule — Centraco a sous estimé la radioactivité du four

Jeudi, 29 Septembre 2011 18:15

L’Autorité de Sûreté Nucléaire (ASN) a mené des vérifications sur le four qui a explosé le 12 septembre sur le site nucléaire de Marcoule (Gard), faisant un mort et 4 blessés, dont un très grave.

Les résultats sont éloquents : l’ASN a relevé 500 fois plus de radioactivité que ce qui avait été déclaré initialement par l’exploitant Centraco, une filiale d’EDF.

Selon le rapport officiel de l’ASN, « le four de fusion contenait, au moment de l’accident, une charge d’environ 4 tonnes de métal pour une activité de l’ordre de 30 mégabecquerels, et non de 63 kilobecquerels », une valeur cependant qualifiée de « faible » par l’Autorité.

L’ASN a précisé qu’elle avait demandé à l’exploitant « des explications sur les raisons de cette sous-évaluation », et qu’elle avait décidé de « soumettre à autorisation préalable » le redémarrage des fours.

http://www.raje.fr/index.php?option=com_content&view=article&id=9689:nucleaire-marcoule-centraco-a-sous-estime-la-radioactivite-du-four&catid=53:gard&Itemid=165

その他の記事いくつかぁああああっ☆

Maxi Science : L’ASN classe l’accident du site nucléaire de Marcoule en niveau 1

L’Usine Nouvelle : L’incident nucléaire de Marcoule classé niveau 1

enviscope : Accident de Centraco : pas d’effet sur l’environnement

Romandie : L’explosion d’un four sur le site nucléaire de Marcoule classée niveau 1

今日の一発これだぁぁああああああっ☆

Nirvana “All Apologies” (1993)

All Apologie ・・・ 意味は「全ての謝罪」、「全て謝ります」ってことね、爆音で聴くとええよぉぉおおおおっ!!