ブルガリアの茸、セシウム検出で廃棄処分

これは、ＡＦＰ通信ビデオニュース、２０１１年３月２６日付け。

チェルノブイリ付近の「避難地域」に指定された土地で暮らす夫婦が映ってて、おじいちゃんが、

「いやぁ、チェルノブイリ事故の後はなぁ、亡くなった人々の確率は、避難した後に又ココに戻ってきた人々に比べると、避難者たちの死亡率の方が高いんじゃよ。いやいや、うちらは普通に暮らしてますがな。なんも不安がることはありゃせんよ。極端に怖がってる人々が、他の人々にまで恐怖感を与えるんじゃよ。うちらは、みんな何でも食べるんじゃよ。みんなキレイな食物さ。茸だって、野生果実や、苔桃だってあるしよ、なんだって採って食べてるんだわ。森に生えてるもんは、みんな、おいら達のもんじゃよ。」

って言ってる。

で、ビデオの下に書かれてあるのに寄ると、こうやって戻ってきて生活をしている人々が、約３００人居るんだってさ。

以下の日本のＴＶ報道では、「速報!!!」っつってヤってるけど、あまりにも遅いでしょうが、こういう話題。

もうアレから６ヶ月過ぎてるんだよ？呆れて言葉なくすわ、この手の「速報」・・・嗚呼つっかれるぅぅうっ!!

でさ、「基準値超えた」、「出荷停止指示した」、「国の基準を大きく上回った」んだったら、その具体的な「数値」を発表してよ、どうなってんのよぉぉおおっ!!!!!

ANN News CH 【原発】基準値超の福島県産キノコ出荷停止を指示 （11/09/15）

みんなぁぁああああっ、森の中を歩くのって好き？

森の中歩いてるとさ、ほんま色んな茸と遭遇して、その茸たちの「仕事」ぶりに圧倒されるぅぅううううっ!!!

きのこって、繊細よね。

きのこって、雨が大好きよね、湿気が大好物よね。

きのこって、アっというまに育ってるよね、生えてるよね、柔らかいよね。

あたしがアホみたいに寝てる間にさ、ぐんぐんと地中の何かを吸い取ってグイグイ育って、すげぇことに成ってるんだもんね、まじ惚れる「仕事ぶり」だわぁ☆

先日２０１１年９月１６日のリベラシオン紙でパっと眼に飛び込んできた「２００」という数字。

ん？っと思って読んで、あは・・・落ちたんだわ。

「２００」　＝　ブルガリア政府が、「２００キログラムの、きのこの廃棄処分をする」という数値。

廃棄処分の理由　＝　１９８６年のチェルノブイリ原発事故後に降り注いだセシウムの、基準値以上が検出されたため・・・だってさ、２５年たってる、今、この２０１１年の話・・・。

試しに測ってみた、チェルノブイリから、ブルガリアの首都ソフィア市の距離　＝　約１５００キロ・・・。

じゃぁぁぁああああねっ☆

Hot Chip “Over and Over” (2003)

追記

読売新聞　２０１１年１０月７日　

静岡のシイタケ、規制値２倍のセシウム検出

静岡県は７日、同県伊豆市で収穫、出荷された乾燥シイタケを販売業者が自主検査したところ、国の暫定規制値（１キロ・グラム当たり５００ベクレル）を超す１０３３ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

発表によると、乾燥シイタケは伊豆市内の生産者が４月中旬までに加工し、県内外の５か所に出荷された。すでに一部が消費者に販売されたという。県は８日、検体を正式に検査する。規制値を超えた場合は生産者に出荷自粛と自主回収を要請し、県内の主要産地でも検査を実施する。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111007-OYT1T01126.htm