今日、こんな記事(東京新聞・２０１３年６月５日付け)を読んだ。
この記事読んだ時の感想は・・・
● あ、こんなんが公表された、隠ぺいされずに「普通の人」に伝わってる、しかも、こういう新聞記事がネットでも読めるっていうのは、ええ事よね。
● こんな話も、実は氷山の一角なんやろな・・・ほんで、現場に居て、その場を様子を伝えてくれた人＝弁護士・小池振一郎さん有難う！だってさ、こういう国際会議が行われていることすら知らない人って多いと思う、で、ましてや、そういう場で、国の代表が何を言って、どんな調印式とか合意ってのをしてんのか、ウチらは知らされないことの方が多いやんか・・・だから、こういう事実を知らせてくれた人に感謝したいと思った。ついでに、この記事の発端となったとも思われる弁護士・小池振一郎さんのブログ記事、ここで読めるんだね。
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小池振一郎の弁護士日誌 ２０１３年５月２９日(水) 「日本の刑事司法は『中世』か」
● 問題となっている上田秀明・人権人道大使の発言(音声)の実際の発言、聞けないの？ネットに公開されてないの？？
って分けで、国連拷問禁止委員会っていうのについて調べてみることにした。
先ずは、この国連拷問禁止委員会ってのは日本が参加するのは２回目でも、この委員会の会議は第５０回で今回の会議題は英語で、Committee Against Torture, 50th sessionっとなっていて、２０１３年５月６日から３１日にかけて行われたんだって。
ここに、この会議に出席した国々のリスト、その日程が公開されてる、で、日本政府が発表する日程や内容項目などが書かれてある
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http://www2.ohchr.org/english/bodies/cat/cats50.htm
で、肝心の発言は聞けないの？見れないの？っと思って、Committee Against Torture, 50th session (6 – 31 May 2013)っとグーグルにブチ込んだら、あっさりと、見つかった。
ココでは、各国の代表者の発表模様が見れるという事だよ、ほんで、ライブっていうのもあるから、コレは知ってればライブ中継で生で見れたってことだよ。
で、ライブ中継を見逃した人も後日見れるようにと、アーカイブコーナーが設けられて、各国の発表が見れる。
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http://www.treatybodywebcast.org/category/webcast-archives/
あたしが見たいと思った上田秀明・人権人道大使の発表の模様も、シッカリとアーカイブされている様子、はい、じゃぁ見てみましょうと思って・・・何度となく、ここの「Click to Play = 映像見るにはクリックしてから」っていうので、ここの映像画面をクリックするんだけど、映像はビデオとして問題なく映るんだけど、音声がずっと、ガ＝＝＝＝＝っと雑音状態で、もしやコレは映像の出だしだけの話かな？っと思って映像を先に進めてみたけど、変わらず音声がガ＝＝＝＝っとなったまま・・・。
http://www.treatybodywebcast.org/cat-50th-session-japan/
んんんん？？ コレってアーカイブで見れるという日本以外の発表も同じく「映像は映るけど、音がね・・・」ってことになっているのかと思って、日本以外の国の映像もクリックしてみたら・・・あら、問題なしよ、映像ありの音ありで、問題ないよ。
おかしいな・・・日本の発表＝上田秀明・人権人道大使の発言だけ聞けないことになっているって有り得んだろｗｗｗっと思い、何度となく映像画面をクリックしたけど、同じく映像は映るけど音が雑音状態続きっという結果になった。
上に貼った東京新聞の記事を書いた記者は、上田秀明・人権人道大使映像を問題なく見え、「聞けた」んだろうか？？ ← あとさ、記事内には、一切書かれてないんだよね、この映像がネットで公開されているよという事。なんで？ ← 速報＝実際の発言は、アーカイブにある３つの録画ビデオの３つ目のCAT 50th Session: Japan Part IIIに見られるんだって。で、この発言部分を切り取ってくださった方がいる。一番下の追記に、リンクを貼ったので、ソコへ飛んで見に行って＝＝！
あと、今回初めて見た・・・こんなページが外務省のＨＰに 外務省ＨＰ よくある質問集 人権・人道
で、あたしは、この上田秀明・人権人道大使っていう人を知らないからさ、外務省ＨＰにご丁寧につけてある検索で検索したんだけど、情報皆無やった。
で、グーグルにブチ込んで見たら、あら、出てきた。
この方、京都産業大学の教授なんだって。
上田さんは、こんなメッセージを京都産業大学の学生に向けて書いてる、以下、引用まんま。
40年の外交官生活の体験を基に、国際関係の実態を若い人たちに伝えたい。 将来の日本を担うる若い人が、日本の行くべき方向を誤らないようにしてもらいたいから、時には苦言も呈したい。
自分自身は、新潟県の雪深いところの出身なので、広い世界を見てみたいと思い、外交官になった。 世界の国々の半数ほどを訪ね、各地の文化、芸術を味わったが、特に、歴史的遺産を見て回るのが楽しみだ。
授業では、各地の実情なども紹介したい。
京産大は、中規模な大学で、学生は少しのんびりしているが、風光明美な良い環境にある。 しかし、キャンパスは起伏が多く、階段の昇り降りが前期高齢者にはかなり厳しいので、エスカレーターの設置は大歓迎だ。
http://www.kyoto-su.ac.jp/department/ju/sennin/ueda.html
「国際関係の実態を若い人たちに伝えたい。 将来の日本を担うる若い人が、日本の行くべき方向を誤らないようにしてもらいたいから」ってｗｗｗｗすごいな、この教授、上田秀明・人権人道大使。
なんだ、そういう事だったのか、この人、どんな言動が「誤り」なのかを、国際的な場面で自分を大々的に犠牲にして自滅的に例を見せたかったのね、すごいな！ 体張ってるねｗｗｗｗ
最後に、この上田秀明・人権人道大使の発言に対して、東京新聞以外でも話題になっている・報道されているのかな？っと思ってグーグルのニュース検索してみたんだけど、報道しているのは朝鮮日報っという新聞と、韓国の조선일보と연합뉴스だけだった。
以下は、２０１３年６月６日の日本時間２１時４５分ごろの結果。
国連拷問禁止委員会っていう、まさに人権・人道問題ゴリゴリの場所で、国を代表して話す人間が、「てめえ、黙りやがれ！」な発言して、議論も出来なく、その酷い態度に呆れて笑われている・失笑・苦笑されるという事態が起きてるのに、こういうのって日本の報道は、見て見ぬふり、知っても報道しない・知らせないってことなんだろうか？ 敢えて伝えないのか？ 「人権先進国」として、誇りｗｗｗｗをもって、こういった事は「小さなこと」として報じないのか？
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！！追記！！
東京新聞の記事をフェイスブック上で公開・共有してくださったのはAkira Hayasakaさんなんだけど、今度は同じくフェイスブック上でAkio Higeさんが、問題の国連拷問禁止委員会での上田秀明・人権人道大使の発言部分を切り取って、その実際の映像を公開・共有してくださってるのを発見！！
是非、自分の目で、自分の耳で確認してみて＝＝☆
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https://www.facebook.com/photo.php?v=511914865530681
ＹＯＵＴＵＢＥ版もあり。
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上田秀明・人権人道大使って・・・どんなブラックジョークなコントする役者なんだよｗｗｗ。
上田秀明・人権人道大使、今後は「シャラップ大使」ってことで良い？でさ、「シャラ＝＝プ！」って大事なことだから、２度言ってるんだよねアンタ・・・本気？ｗｗｗっていうか、本性が出ちゃっただけでしょ？
！！追記！！２
原発事故後、情報隠ぺいしまくって、放射能雲から逃げて避難したらソコが一番酷くて外部被ばく・内部被ばくした人も多くおり・・・(その他書き出したらキリがないほどある)なのに、その数か月後にケロリっと国のトップ総理大臣が「収束宣言」し、既に子供たちにも甲状腺がんが発覚しているっという、そういう報道が海外で、今まさに流れている状況の真っ最中での、上田秀明・人権人道大使の「日本は人権先進国だ、何故笑うんだ！黙れ！黙りやがれ！」の発言だったんだけど、「おいらも言わせてもらうぞ！」ってな分けで、スゴいよ、またも「日本は人権先進国だと訴えるべき」って言う人出てきたってよ、どゆこと？ｗｗｗ
日本経済新聞 ２０１３年６月９日付
日本「人権先進国」と訴えるべき 中山俊宏・青山学院大教授
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0702X_X00C13A6000000/
この記事の全部を読めないのが残念だけど、先ずは苦笑するしかないわｗｗｗ
あとさ、こういう記事で「米国政治に詳しい・・・」ってこういう書き方ってさ、テレビなんかでも教授だとか専門家だとかの紹介で良く聞かれるけど、あたしは正直バカにしてんのか？ｗｗｗｗｗｗｗｗって思うんだけど。
こういう紹介されてる教授もバカにされてる気はしないのかね？
で、グーグルにブチ込むと、この中山俊宏・青山学院大教授っていう方は、具体的には(本人によると)、青山学院大学国際政治経済学部 教授、日本国際問題研究所 客員研究員っていう肩書の人だってさ。
！！追記！！３
２００９年に公開され大きな話題となった「ザ・コーヴ」っていうドキュメンタリー映画あったよね、日本人も驚く日本のクジラ・イルカ漁の実態を知ることになった例の・・・。
ココで全編観れるんだけど。
The Cove ~ A Documentary Film (2009)
で、オーストラリアの公共放送のオーストラリア放送協会 (ABC) は２００８年にお笑い番組で「日本人を殺していいか」と在豪日本大使に突撃した番組があったんだってよ。
さて、この在豪日本大使とは誰だったのか？
答え ＝ 上田秀明・・・はい、国連で「シャラップ！」を連呼した上田さんだってよ。
上田さんは、この質問に何と答えたのか？
ココで直ちに確認して！
！！追記！！４
６月１１日、この上田秀明・人権人道大使の「シャラップ！」暴言について質疑が行われたんだけど・・・なんだコレ？ｗｗｗｗｗ
２０１３年６月１１日 衆議院 法務委員会
！！追記！！５
２０１３年６月１４日、やっと？え？いま？って感じで、いよいよ日本のメディアたちが上田秀明・人権人道大使の発言について報道しだした。
報道は各所に存在するんだけど、記録としてＮＨＫニュースの記事をココに置いておくことにする。っていうのもさ、ＮＨＫニュースって、こうして報道記事出しても、少し時間が経つとドンドンと消すんだよね(←超不気味な現象だってばっ！！)、だから、この記事も将来的には読めなくなるんだよね、だから、ここにキャプって置いておく。
ＮＨＫニュース ２０１３年６月１４日 ７時２５分
国連で日本大使「黙れ」発言に波紋
先月、スイスのジュネーブで開かれた国連の委員会で、日本の人権人道担当大使が会場から笑い声が起きた際に「黙れ」などと声を上げ、その様子がインターネットの動画投稿サイトに掲載されて波紋を広げています。
これは、ジュネーブで先月２２日に開かれた国連の拷問禁止委員会に出席した上田秀明大使が、委員会の終わりのあいさつの中で発言したものです。
委員会では、日本の刑事司法制度についての審査が行われ、出席者によりますと、委員の１人から「逮捕者の大半が有罪となるような日本の刑事司法制度は中世のもののようだ」という発言がなされたということです。
これに対して上田大使が「日本は人権の分野ではもっとも進んだ国の１つだ」と反論したところ会場から笑い声が起き、この際、上田大使が「黙れ、何がおかしい」などと声を上げました。
一連のやりとりはインターネットの動画投稿サイトにも掲載され、波紋を広げています。
委員会に参加した関係者は「このような場で大使レベルの人が『黙れ』などと発言するのは珍しいので驚いた」と話す一方で「会場で笑ったのは傍聴に来ていたＮＧＯ関係者で、大使の発言は彼らに向けられたものだったと思う」と指摘していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/k10015292481000.html
ＮＨＫニュース ２０１３年６月１４日 １３時４０分
外相 日本の立場 丁寧に説明を
岸田外務大臣は、閣議のあとの記者会見で、国連の委員会で日本の人権人道担当大使が、会場から笑い声が起きた際に「黙れ」などと述べたことについて、国際社会に対し、人権を重視する日本の立場を丁寧に説明していきたいという考えを示しました。
人権人道担当大使を務める上田秀明大使は、先月、ジュネーブで開かれた国連の拷問禁止委員会に出席し、「日本は人権の分野では最も進んだ国の１つだ」と発言した際、会場から起きた笑い声に対し、「黙れ、何がおかしい」などと述べました。
その様子は、インターネットの動画投稿サイトに掲載され、ＮＧＯからは「あまりにも失礼な発言だ」などという批判が出ています。
これについて、岸田外務大臣は閣議のあとの記者会見で、「２１世紀を人権侵害のない世界にするため、日本としても外交努力を続けている。ただ、実際のやり取りの中で、誤解を招くようなことがあったなら、説明責任を果たし、理解を得るため、努力しないといけない」と述べ、国際社会に対し人権を重視する日本の立場を丁寧に説明していきたいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/t10015299181000.html
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おまけ
リリー・アレン「ファック・ユー」 (２００９年)
Lily Allen “Fuck You” (2009)
おまけ２
上田秀明・人権人道大使の「シャラップ！シャラップ！」を見て聞いて、フっと、あの「もののけ姫」の一場面で聞かれる「黙れっ小僧！」を思い出した、ソコの素敵なアナタへｗｗｗ
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