「ジェンダー」を知らない東京都知事!

今日たまたま、こんな記事を読んだ。

日刊スポーツ紙、2012年5月29日

石原氏「東京五輪、都民は来なくてもいい」

東京都の石原慎太郎知事が29日、日本外国特派員協会(東京)で講演、2020年夏季五輪招致への都民の関心が低い理由を質疑で問われ「都民というのはぜいたく。自分のことしか考えなくなった。ほかの日本人と違う人種になりましたよ」とぼやいた。

知事は「東京のオリンピックが実現したら都民は来なくてもいい」とも語った。さらに別の質問者に「(低い五輪の支持率は)知事のお人柄によるものではないか」と聞かれると「選挙だと私、割と人気がある。私がやめたら支持率が上がって東京にオリンピックが来るなら、すぐ明日にでもやめます」と返し、笑いを誘った。

知事は講演で、都による購入を決めた沖縄県・尖閣諸島の問題を中心に持論を語った。

20年五輪は3都市が1次選考を通過。東京はマドリード、イスタンブールに比べ、支持率の低さが目立っている。(共同)

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120529-959260.html

で、少し気になったから、コレってフランスおよびフランス語圏にも既に報道されてるの?って思って検索してみたら、はい、ありました。

ヤフーニュースのトピックとして記事になってる。

この記事元は、The Associated Press | La Presse Canadienneっと記されてる。

記事タイトル = 「東京都知事は都民を批判する」

http://fr-ca.actualites.yahoo.com/le-gouvernement-tokyo-critique-les-citoyens-160057126–spt.html

この記事には、日刊スポーツ紙が報じた石原都知事の発言=「都民というのはぜいたく。自分のことしか考えなくなった。ほかの日本人と違う人種になりましたよ」の件については報じているものの、日刊スポーツ紙がタイトルとして選んだ石原の発言=「東京五輪、都民は来なくてもいい」については、報じていない。

あはは・・・なんだかなぁ・・・こういう記事ってさ、正直なにも伝えてないのと一緒やなって思い・・・ま、一番の近道は、この都知事が出席した、日本外国特派員協会の講演を見て聞くのがええよなって事で、早速検索GOってんで、はい、ありました。

やっぱ実際の場面を自分で見るのが一番なんよな。

日刊スポーツ紙の記事に書かれてある

さらに別の質問者に「(低い五輪の支持率は)知事のお人柄によるものではないか」と聞かれると

の実際の質問場面も、実際に見ることが出来るんだよね。

で、これを見る限り、質問者=HKW代表・渡辺晴子さんの質問は、日刊スポーツ紙が「(低い五輪の支持率は)知事のお人柄によるものではないか」っと引用している内容以上の、鋭く可也批判的というか、皮肉った質問であったことが分かる。

以下、その時のやり取り、文字起こし。

HKW代表・渡辺晴子さん 「え~っとですね、東京から人が来なくてもいいっと、おっしゃいますが、あのマドリッドが85%ですが、その他の国が、もう85%90%っとなっているのに、東京が62%、65%の支持率というのは、これは、ひょっとしてですね、知事のお人柄によるものじゃないか?と思うんですよ。あの~私達、そろそろ東京にオリンピックが来ても良いことだと思いますし、特に大震災の後は、日本人を、まぁ元気付けるためにも是非きて欲しいと。ところが、女性ジャーナリストに聞くと、う~ん、どうしてもね・・・アノ人が頑張っている内は・・・っとか言われるんですが、あの、この際、東京にオリンピックを、来て欲しいと本当に思ってらっしゃるんでしたら、え~どなたかが、変えるためには、変わらなければならないっと、おっしゃいましたが、あの~例えば、女性職員を登用するとか、ジェンダー問題を、もう少し研究するとか、そういう事をなさるつもりは、おありでしょうか?」

石原都知事 「なに問題?え?女性・・・」

HKW代表・渡辺晴子さん 「ジェンダー、ジェンダー・イシューです。」

石原都知事 「え?(ぽか~ん顔)」

HKW代表・渡辺晴子さん 「ジェンダー、ジェンダー・イシューです。」

通訳者 「男女に関する・・・。」

石原都知事 「・・・ああ、ジェンダー・・・」

会場 ・・・笑い・・・

HKW代表・渡辺晴子さん 「ご存知ありませんでしたでしょうか?」

渡辺 晴子(わたなべ はるこ) : シカゴ・サン・タイムズ、アジア新聞財団(東京支局長)を経て、現在HKW代表 メディア・リポート特派員。30年来の(社)日本外国特派員協会会員 で、選挙管理委員長、文化企画委員長、副会長などを歴任し、現在は特別企画委員長。同協会の講演、文化事業などを企画している。

っと、まぁ、こうして繰り広げられた場面、実際の場面を見るとハッキリ分かる、浮かび上がってくるのは、この石原都知事、「ジェンダー問題」っと言われても、「ジェンダー・イシュー」っと言われても、全くの、ぽっか~ん顔からも分かるように、なんも分かってない、「ジェンダー」ってのを、全く分かってないってのが明らかになる。

そして、このような質問に対して、軽くあしらう様に答える石原都知事の姿も、その回答も、通訳され、世界中の人が見れ、世界中の人々が、日本の首都のトップという人間が、「ジェンダー問題」について、完全の無知どころか、その言葉、表現、テーマさえも知らなかったっという事が世界中の人々に知られる機会となった場面だった。

会場の人々が笑うんだけど、これさ、明らかに呆れて、バカにしてる笑いなんだよね、だってさ、石原都知事は全く分かってないみたいで、ぽっか~んっとした顔丸出しで、「・・・ああ、ジェンダー・・・」っつってっけどさ、こんなのバレバレだってば・・・分かってないだろ?なんで分かったようなフリするんだ?

会場に笑いが起きて、都知事さ、自分が笑いの一本でも取ったかのような顔してるけど・・・致命的ですよ、この状況・・・。

で、「・・・ああ、ジェンダー・・・」って言ってるけど、質問の答えに、この「ジェンダー」に関しては答えてないって言うか、答えれてないっていうか、ま、無関心なのは丸出しでさ・・・。

この映像=世界に向けて発信GOってんで、そういう都知事の態度を丸見せしてくれることになったね。

是非、実際の映像を見てみてえええええ☆

オリンピックの話題は14分30秒過ぎから、で、次のビデオに続きが見れるよ。

「ジェンダー問題」と聞いて、ぽっか~ん顔の石原都知事に、通訳者は「男女に関する・・・」っと、この世界で共通している・通じるテーマ「ジェンダー」を無理やり?訳して、「男女に関する・・・」っと言うんだけど、まぁ、通訳さんも、きっと呆れたことだと思うわ・・・こんなのを知らない都知事に、世界各国からのジャーナリストたちを前に、まさか、「えっと、都知事・・・ジェンダーとはですね・・・」っと説明しなければならないとは、想像もしていなかったのでは?(苦笑)

では、この「ジェンダー問題」、実際に日本という国、政府としては、どんな風に扱われているのか?、使われているのか?見てみた。

以下、内閣府の運営するサイトで検索することが出来て、出てくるわ、出てくるわ、ジェンダー、ジェンダー、ジェンダーってさ、ほらほらほら。

ずいぶんと以前から使われてるよね。

http://nsearch.cao.go.jp/cao/search.x?q=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC&x=18&y=8&itemSearchSub=&titleFilterType=0&mode_ja_gender=ja_gender&page=1&ie=utf8&tmpl=ja&pid=MjySzGkWvJr-Cp1NjUJEHg..&qid=k8WQgP7GF8c.&sort=0&pagemax=10&imgsize=1&expdf=0

漢字では、「男女共同参画」なんて書かれてあるけどさ、実際のココに出てくる資料に書かれてあるのは、「ジェンダー」なんだよね。

都知事さ、まさか、こういう資料を見たことないの?ジェンダーって、まさか、初耳だったとか?

とにかく、見てるこっちが恥ずかしくて笑ってごまかしたくなるような場面だったわ・・・石原都知事、もっと勉強してください!! っていうか、やっぱさ、都知事には安心して、引退、隠居なさってよって思うんだけどね!!

—————————————————

追記

東京新聞 2012年5月30日

記事を送ってくださった方に感謝申し上げます☆

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4 responses to “「ジェンダー」を知らない東京都知事!

  • yuukinohana

    敢えて初めから見ると、主催者側はかなり石原都知事を評価しているようにもみえますね。

  • yuukinohana

    会見をもうすこし全体をちらちらみると外交抜きにしても良いこともかなり言っている気がします。
    例えば会計の話は大事。財務諸表が日本の役所にないということを言っていて東京都ではそれを直して大阪や新潟にも同じ方式を輸出したと言っている。

    今は日本は「公認会計士試験の合格者が多すぎるので合格者を減らそう」という意見が支配的で現実に合格者も減らしました。ところが、その一方で国税官は全く勉強していないさらの新卒を雇ってそれを0から埼玉県の研修所で教育して濃く税関にするのです。それなら会計士や税理士合格者から採用すればいいのにそれをしない。会計士合格者を公務員にしてもいいのにやらない。そういうことがあります。

    司法試験や司法書士の世界でも同じでまともに計算すれば社会にとって必要なのを多すぎるといわれて削減されつつあります。

    そのことの問題を扱っているのは私のブログくらいしかありません。
    例えば↓
    http://yuukinohan.exblog.jp/13582431/

  • mireru

    東京都知事が「ジェンダー」を忘れても通訳がいるのだから問題なし。

    「石原都知事の姿も、その回答も、通訳され、世界中の人が見れ、世界中の人々が、」の中にある「見れ」の方が引っ掛かる。

  • onaironaironair

    mireruさん

    コメントありがとうございます。

    > 東京都知事が「ジェンダー」を忘れても通訳がいるのだから問題なし。

    うんと、あたしが見た限りでは都知事は「ジェンダーを忘れた」のではなく、「ジェンダーを知らなかった」・・・つまり、この「ジェンダー」っという表現、言葉を聞いて直ぐにピンっと来なかったのだと思います。

    あと、「見れ」ではなく、「見られる」ですね。
    わっしょい日本語勉強してきまあああああああす。
    指摘してくださって有難うございます。
    で、この「見れ」の「間違った日本語表現」なんですが、mireruさんと全く同じ指摘をしていた人がいます、上杉隆さん。
    だから、一瞬だけど、mireruさん=上杉隆さん?って思って、ちょっと・・・面白いやんかって思ってしまいました。

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