将来的には「学校」や「国」も委託すんの?

今日、東京在住の方から記事を送っていただいて読んだ。

東京新聞 2012年5月21日

あと、佐賀新聞の記事も読んだわ。

佐賀新聞 2012年5月20日

武雄市図書館運営委託 「質」保つ根本議論不可欠

武雄市が市図書館の運営に指定管理者制度を導入し、レンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営委託する計画を明らかにした。図書館への同制度導入については、これまでもさまざまな議論がなされている。利便性や質の維持向上などについて、利用者側に立った長期的視点での論議が欠かせない。

市の説明によると、運営委託は来年4月からで、開館時間を1日4時間延長し、無休で365日開館する。雑誌や文具を販売するスペース、蔵書を持ち込めるカフェも設ける。貸し出しカードはCCCの「Tカード」を導入。本を借りてポイントがつく。施設の改築、併設している歴史資料館の移転も検討する。

日本図書館協会は指定管理者制度導入には否定的だ。理由として(1)入館料がない図書館事業は収益が見込みにくい(2)運営委託期間が限られるため専門性の蓄積や長期的視点での蔵書、資料収集が保証されない-などを挙げる。2008年の参院委員会では当時の文部科学相が「公立図書館への指定管理者制度導入はなじまない」と発言している。

具体的に言えば、入場料があるスポーツ施設などは運営努力で入場者が増えれば収入も増えるが、図書館は逆にコスト増になる。採算割れで撤退したケースもあったという。10年以上先の需要や必要性を見越した蔵書選びなど、表には見えにくい専門性が不可欠だが、そうしたノウハウを持つ企業はないという。民間の専門性を生かして運営を改善し、経費節減にもつなげる指定管理者制度の発想と図書館は相いれないとする。

ただ一方で、運営委託で開館時間が延長され、利用者に好評な事例などを挙げ「図書館もさらなる運営努力が必要」とする。

武雄市の今回の計画は、これまでの運営委託とは違った面も持つ。ひとつは雑誌や文具販売を許可することで収益が得られる点。もうひとつは個人情報管理の問題だ。

指定管理者が本を販売するケースは日比谷図書文化館(東京)などであるが、「収益というよりサービス程度」(同館)。CCCがどの程度の雑誌や文具を扱うのかは分かっていないが、本格的なら例がないという。この構想には地元同業者から反発もある。

個人情報の問題は、貸し出しカードにCCCが運営管理する「Tカード」を使う点だ。本を借りてポイントが得られ、貸し出し履歴に合った新刊情報などが提供されるという。魅力的にも映るが、現状では本を返却すれば消去されている情報を、民間企業が保存、活用することに疑問を示す意見は多い。

日本図書館協会は1979年の「図書館の自由に関する宣言」で「利用者の読書事実を外部に漏らさない」とうたった。背景には戦中、戦後に閲覧履歴が思想調査に使われたことがある。ICT社会の進展で情報の活用方法は進化しているが、閲覧履歴が重要な個人情報であることを踏まえて考えることは不可欠だ。

武雄市図書館の運営問題は6月市議会から議論が始まる。要は将来にわたって質の高いサービスを提供することが担保できるか。目先の利便性向上だけに目を奪われず、事例を調べて問題点を把握し、運営の本質に目を向けた協議が必要だ。(小野靖久)

http://www.saga-s.co.jp/news/ronsetu.0.2208678.article.html

この記事を読みながら、思ったのは、この武雄市図書館のツタヤへ委託の件・・・東京都渋谷区の宮下公園、現在の正式名=「みやした公園」と良く似た構造の話やなと。

あれ?宮下公園って、ひらがな表記に変わったの?いやいや・・・「ひらがな表記に変わったの?」程度の話ではないんよな、コレがさ。

宮下公園っという「公共の場=公園」がネーミング・ライツ=命名権の下、今日では事実上の管理は「ナイキ・NIKE」がしてんだよね。

ネーミング・ライツ=命名権、つまり、例えば・・・

① 某施設の運営維持、大変になってきて、どうしようもないわ・・・どうすんよコレ・・・。(汗・涙目)

② 某施設 「そうだッ、ネーミング・ライツ=命名権方式で、企業にスポンサーになって金を出して貰って維持しよう! じゃ、ネーミング・ライツ=命名権公募するわ。」

③ スポンサー企業決定

スポンサー企業 「契約期間中、約束通り金は出すよ、その代わり、約束通り、俺の名前、施設名にしてね、昔の名前使っちゃいけないよ、契約だからねヨロシク~。(コレ、超巨大「広告・宣伝」になるんよね☆)」

④ はい、っという分けで、今日から名前変わります。

(例) 宮下公園 → 宮下NIKEパーク

っと、こういう流れね。

そうそう、結局「宮下NIKEパーク」ではなく「みやした公園」っとなったのには、色々ごちゃごちゃとあって、ほんで、どうやらネーミング・ライツ=命名権を獲得したナイキの方から、「やっぱウチの名前まんまを入れないで、ひらがな表記で・・・。」っという事になったんだと。

まぁ怪しさ満載の結果に収まった、この「公共公園」よな・・・っというか、事実上「宮下NIKEパーク」には成らなかったにしてもさ、結果的にネーミング・ライツ=命名権が執行され、ナイキが事実上のスポンサーになって出資することで成り立ってるっちゅう「みやした公園」な分けだから・・・これ、どうみても「公共の公園」じゃなくなってるよな。

しかもさ、これ、通常の「ネーミング・ライツ=命名権」ではない。

だってさ、「命名」、「ネーミング」っという部分からも分かるように、「スポーツ施設などにスポンサーとなる企業名ブランド名などを付ける権利。」なのに、宮下公園の場合は、どうですか?

あはは・・・「ネーミング・ライツ=命名権」だっつってんのに、公園丸ごと変容し、しかも、新しく「みやした公園」として開幕した日には、一般人も、メディアの人間も立ち入り禁止で行われたという・・・まぁトンデモなく怪しい、どこかの宗教団体の儀式みたいだったってんだよね・・・これでも、それでも、ココは「公共の公園」っと言えるのか?

また、この閉鎖度極まりない「みやした公園開幕儀式」が終わって一般人が入場できるようになった際には、荷物検査が行われたというんだよね・・・コレ、どうみても怪しさ満載の公園・・・ココ本当に公園なんすか?って思うんだけど。

そして、現在の「みやした公園」は生まれ変わり、大変「キレイ」になったんだって。

渋谷区長も、その他のお仲間の希望通り、「ネーミング・ライツ=命名権」方式で、ナイキが「キレイ」にしてくれたんですって。

渋谷区長、その他のお仲間の希望とは?

答え = ① 路上生活者を排除せよ。 ② 街でスケボーするんは、歩行者に危険やから公園でせよ。

っという事なんで、そもそもの「ネーミング・ライツ=命名権」のキッカケは、コレ

↓     ↓     ↓

① 某施設の運営維持、大変になってきて、どうしようもないわ・・・どうすんよコレ・・・。(汗・涙目)

ではなかった分けだ。

まぁ、こんな調子で、その内「学校」なんかも委託されて、「ナイキ高校」とか、「マクドナルド幼稚園」とか出来るんか?

あと、こんな状況で、始末に終えない「政府」が「管理」する、もしくは、「管理」・「運営」出来てない「国」も、委託や「ネーミング・ライツ=命名権」方式で、丸投げする日が来るわけ?

はい、「ネーミング・ライツ=命名権」方式で、今日から、渋谷区ではなく「ナイキ区」です・・・とか、「日本」という国は全体的には変わりませんが、国名が変更され、スポンサー名が入り「アメリカ・日本衆国」となりました、とか・・・今日から「日本アップル国」もしくは「i-Japan」でっすとか??

「宮下公園〜TOKYO/SHIBUYA」 アワープラネットTV

“Miyashita Nike Park ~TOKYO/SHIBUYA” OurPlanetTV

—————————————–

追記

東京新聞 2012年6月12日

東京新聞 2012年6月19日

記事を送ってくださった方に感謝いたします☆

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: