フランス・フェッセンナイム原発労働者たち怒り爆発

以下、今日見たAFP通信社のビデオニュース。

映像は2012年3月19日、大統領選挙に社会党から出馬している、フランソワ・オーロンド氏の事務所前に集まるフェッセンナイム原発の労働者で、彼らはオーロンド氏にモノ申す=ブーイングを行っていて、代表者が意見を表明してる様子。

AFP通信社によると、集まって抗議行動をしたフェッセンナイム原発の労働者は約40人。

下のビデオが直接見れない場合は、こちらをクリックしてYOUTUBEに飛んで見て。

http://www.youtube.com/watch?v=S7ltT8f6Ah0&feature=player_embedded

AFP – 19/03/2012

François Hollande hué par des salariés de Fessenheim

フェッセンナイム原発の職員からブーイングされるフランソワ・オーロンド

では、代表者の1人は何を訴えているのか?以下、訳してみた。

フェッセンナイム原発の技術者・ジョン=ミッシェル・ブロンシェさん

「我々が、こうして抗議に出向いた理由の1つには、まず、是非ともオーロンド氏にフェッセンナイム原発に来て欲しいという事です。先ずは来ていただいて、現場を見て、この原発は安全なんだと確認をしていただきたいのです。安全管理、それは、正に我々の仕事なんですよ。そして、大統領選挙に候補者として出馬している人々の中で、今の所、フェッセンナイム原発を訪問したのは、ただ1人、サルコジ氏だけなんですよね。そして、現在我々は、新たに2基目の原子炉建設の許可が下りるのを待っている状況なんです。300000ユーロも既に使ってココまで来ていて、どうするんです?これらの金はドブにでも捨てるというんですか?それとも、遊園地にするんですか?どうすんだ?どうするんだよって事でしょ?それから、職の問題も出てきますわね、全て一からやり直しで、電力会社EDFの職員は移動することになるでしょうし、それに従って移動することとなる同伴者も職を失うことになるでしょう、更には家族が破壊されと・・・、我々は、こういった事態になることは、一切受け付けない。それだけは何があっても明らかだと宣言します。コレに関しては、オーロンド氏には、決断はさせられないでっす!」

————————————————-

なんでフェッセンナイム原発の労働者は怒っているのか?

それは、フランソワ・オーロンド氏が提示した60項目の公約の第41番目の公約を見ると、事情が分かる。

オーロンド氏は、こんな事を言ってるわけだ。

● 2025年までに、原発依存を75%から50%にしていく、が、その間、原発の安全性を確保し、原発の近代技術を取り入れる。

● 再生可能エネルギーの開発・促進に力を入れて取り組む。

● 国際基準・温室効果ガスの排出量を守る。

● フェッセンナイム原発を閉鎖するが、現在建設中のフラモンヴィル原発(EPR=加圧水型原子炉)は建設を完成させる。

オーロンド氏が次期大統領になった際には、このフェッセンナイム原発は閉鎖へ向かうんだと、そんな訳で、「危機」を感じる労働者達が、オーロンド氏に、現場も訪問せずに、「閉鎖する」とか勝手なこと言っとるなボケ、カスっとモノ申しとるんだと。

ほいで、一度現場見て、おいら達が管理してる「安全」な原発見せてやっから、1回来いやっと言いたいわけよな、ほいで、意見を改めさせたいという分けだ。

しかし、どんなにフェッセンナイム原発の人々からブーイングされようと、罵声を浴びせられても、昨日の朝の出来事が、あまりにも衝撃過ぎて、オーロンド氏はハッキリいって、そういうの、全然耳に入って来なかった状況かもしれん・・・っと思うよ。

衝撃的な出来事?

答え = フランス南部のトゥールーズにあるユダヤ系の学校で朝8時ごろ、大人1人(教師)と子ども4歳、5歳、7歳の合計3人(3人の内2人は教師の子ども)が射殺され、もう1人の子ども(17歳)は重傷を負うという事件が起きた。

以下、今日3月20日のNHKニュースでも報じられてる。

NHKニュース 2012年3月20日

仏銃撃事件“国家的な悲劇だ”

フランス南部のトゥールーズにあるユダヤ系の学校の近くで19日、男が銃を発砲し、3人の子どもを含む4人が死亡しました。
事件を受けてサルコジ大統領は、急きょ現地を訪問し、「この事件は国家的な悲劇だ」と述べました。

事件が起きたのは、フランス南部、トゥールーズにあるユダヤ系の子どもたちが通う学校の近くで、19日午前8時ごろ、バイクで近づいて来た男が、集まっていた子どもや保護者に向けて突然、銃を発砲したということです。
男は、さらに学校の敷地内まで入って、逃げ込んだ子どもたちにも発砲したということです。
地元の警察などによりますと、この事件で4歳から7歳までの3人の子どもと教師1人の合わせて4人が死亡、子ども1人が大けがをして病院に運ばれました。
男は、現場から逃走し、警察が行方を追っています。
事件を受けてサルコジ大統領は急きょ現地を訪問し、「この事件は国家的な悲劇だ」と述べました。
パリ市内では19日夜、大勢の市民が参加して犠牲者の死を悼む集会が行われ、参加者の1人は「子どもたちが亡くなったのは、とても悲しいことです」と話していました。
フランスにはヨーロッパで最大のおよそ70万人のユダヤ系の住民がいて、ゲアン内相は国内のすべてのユダヤ系の学校の警備を強化するよう指示しました。
トゥールーズ付近では、先週、北アフリカ系の兵士3人がバイクに乗った犯人から銃撃を受けて死亡する事件が起き、警察が関連を捜査しています。
今回の事件についてEU=ヨーロッパ連合のファンロンパイ大統領は、19日、「子どもたちを狙った極めて忌まわしい犯罪だ」と強く非難する声明を出しました。
また、イスラエルのネタニヤフ首相は、声明を出し、「犯行の背景はまだ分かっていないが、ユダヤ人差別が動機になっている可能性も排除できない。犯人を見つけるため、イスラエル政府はフランスに全面的に協力する」として、犯行はユダヤ人を標的にした可能性があるとの見方を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120320/k10013841471000.html

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