仏TVフランス2が報じるフクシマ近況 – Nouvelles de Fukushima par France 2

2012年2月20日、フランステレビ局、フランス2(France 2)の20時のニュースにて報道された福島原発の近況。

アナウンサー・ダヴィッド・プジャダス 「世界中の人々を震え上がらせた、あの原発事故から、そろそろ1年が経とうとしています、現在福島第一原発の様子は、一体どのようになっているんでしょうか?今晩は、この事情に詳しいアラン・ド・シャヴロンさんにお越し頂いています。こんばんは、アランさん。あれから12ヶ月が過ぎようとしていますね。アランさんは我々の現地特派員で、今回こうしてパリで実際にお会い出来ることを光栄に思います。是非ともですね、日本人たちは、この問題を忘れ新たなページをめくったのか、その辺を伺いたいと思います。その前に、映像をごらん頂きたいと思います。記者たちは、原発現場を周り、現場近くを取材してきています。ジェニファー・ノックとキャロリーヌ・ロビエーによる報告です。」

姉ちゃん 「これは、立ち入り禁止地域現場に入る公的な取材旅行です。周りには、瓦礫、転倒した車などが散乱しています。4基の原子炉を巡る記者たち、世紀末のようなスペクタクルです。」

姉ちゃん 「こちらは、原子炉1号機です。骨組みだけで、ぎりぎりの状況で建っています。」

姉ちゃん 「その奥に見えてくる、灰色の建物2号機の状況は1号機に比べるとマシに見えます。」

姉ちゃん 「次に、こちらは3号機、骨組みとコンクリートの破損が酷く、完全に崩れ落ちています。」

ティエリー・シャール氏 IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所) 「第1優先に行われているのは、先ず現場の原子炉建屋の周りを整理するという事です。これらの作業は、後に、この原子炉建屋にカバーを被せるためなんです。そうして、環境への放射能放出を押さえ込み、環境を整え、次に内部に入っての作業を進めるための作業という事になります。」

姉ちゃん 「記者たちに、バスから降りての観察許可出たのは、4号機から数メートル離れたココでだけでした。」

姉ちゃん 「小さな人影が見受けられ、こちら赤い丸印の中に伺えるように、こうして除染作業にあたる人々が約3000人居るのです。原子炉付近では、1時間そこに居るだけで、放射線許容基準の1年分を浴びてしまいます。」

ヒビ・ヤスビさん (建築会社代表) 「瓦礫の撤去作業をしていますが、放射線が高度な中での作業は大変に困難な状況です。」

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(注) ニコニコニュース取材班が報告~これが福島第一原発の現状だ!を見ると、こうして「ヤスビ・ヒビさん」としてフランス2が出していた、この方が「ヤスビ・ヒビさん」ではないことが分かった。

以下のニコニコニュース取材班の映像を見ると、鹿島建設の東電・福島土木工事事務所所長の日比康生(ひび・やすき)さんの名前と本人の映像との両方を、仏TV局フランス2は間違えて放映したと思われる。

インタビューに応じた作業に実際に関わっている人が3人居たというから、その辺ごっちゃになって、フランス2は報道したんだろうね。

姉ちゃん 「防護マスクに、防護服、手袋という装備のジャーナリストたちは、テキパキと行動します。取材終了時に、当局は取材グループの人々が汚染されていないか検査をし、公的な発表をしました。」

高橋毅所長 「原子炉の状況は安定しています。」

姉ちゃん 「東電は冷温停止を再度発表しました。しかし、廃炉には最低でも40年掛かります。」

アナウンサー・ダヴィッド・プジャダス 「アランさん、福島の被曝範囲というのは現在どのような状況ですか?」

アラン・ド・シャヴロン特派員 「えっとですね、原子炉は冷却状態にあるというんですね。はい、(この良く理解できない)冷却の状態にあるとは・・・一体どういう事かと申しますと、先ずは、温度が100度以下であると、だとすると、つまりチェルノブイリ級の事故というのは免れただろうという事で、つまり放出された放射能は最低限に抑えられたという事です。」

アラン・ド・シャヴロン特派員 「ええ、もちろん、あの原発事故の現場、例えばアノ3号機の周りなどは、とんでもなく高いですよ。しかし、東電社長は、事故により避難を余儀なくされた8万人の住民たちを帰宅させるために、戻って良いのか、どうなのか?っと試すために、そこへ送り込まれるのは、猿なんですよ。この猿たちは、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)と放射線線量計を身に着けて動いているんですね。ご存知のように、汚染は、こうして、ある程度一箇所に均等しているのはなく、雨が降りと降り注いだ場所によって変化が見られ、これらはヒョウ柄のように現れるんですね。っという分けで、あそこに猿が行くんですよ、猿がね。」

アナウンサー・ダヴィッド・プジャダス 「それが環境汚染の現実だという事なんですね・・・。で、次に2つ目の質問なんですが。全体的に見て、日本は、日本人たちは、新しいページを捲った(=事故を忘れ次の段階に進む)のでしょうか?」

アラン・ド・シャヴロン特派員 「いいですか、54基の原子炉が国内にあったのですね。で、現在は、その内の2基しか稼動しておらず、5月までに、この2基も停止することになり、稼動原子炉がゼロになるんですね。」

アナウンサー・ダヴィッド・プジャダス 「っという事は・・・日本は原発なしで・・・」

アラン・ド・シャヴロン特派員 「ええ、もちろん、それは一時的にっというストレステストをする為だという事で停まるわけで、そのストレステストというのは、以前より厳しいものになり、地震の耐震テストというのがありますし、また津波に対する耐震テストもね。理論的には再稼動が可能だという事になっても、政治的面では・・・再稼動は大変繊細な問題です。再稼動するというなら、その原子炉の責任は誰が取るのか?っという問題がありますからね。」

アナウンサー・ダヴィッド・プジャダス 「はい、どうも有難うございました。数日後には、また日本へ行かれるという事ですね。そして、地震、津波、そして、あの事故、アレから1年を迎えることになります。」

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産経新聞 2011年12月10日

線量調査、野生サルに“依頼” 首輪にメーター

原発事故で汚染された福島県の森林の放射線量を調べるため、人里近くまで下りてきた野生のサルに一役買ってもらう作戦が進んでいる。捕獲したサルに、小型サーベイメーターと衛星利用測位システム(GPS)が埋め込まれた首輪を装着。山に戻して1~2カ月後、首輪を回収しやすい場所に現れたところで遠隔操作によって外し、データを集める計画だ。

福島大の高橋隆行教授(ロボット工学)らのチームが考案。森林の線量調査は現在、主に小型ヘリコプターなどによって上空から行われているが、より詳細なデータを得るにはサルのフットワークの軽さが一番となった。

野生動物の保護のため、自然の中での被ばく状況を調べることも兼ねており、来春までには実行に移したい考えだ。高橋教授は「落ち葉などに付着した放射性物質は移動しやすいため、森の中の状況を長期的に確認したい」と話している。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/537907/

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サルにGPS+線量計の件、フランスでも、各紙で記事になってた。

● ル・モンド紙・ブログbigbrowser = 「福島=猿とイノシシが放射線を測定」 2月20日付

● メトロ紙 = 「福島=猿とイノシシが科学の救出のために」 2月20日付

● ル・フィガロ紙 = 「実験台に猿が福島に送り込まれる」 2月21日付

● マキシ・シオンスHP = 「福島=猿とイノシシが放射線を測定」 2月21日付

上のTVフランス2が「大画面」に出してたサルの写真は、テレビの画面を撮影してボケてしまったけど、ル・パリジャン紙の記事で、使用された映像はコレだったと分かった。

(AFP/JIJI PRESS.)

以下、ル・パリジャン紙の記事(2012年2月20日付)まんま置いておく。

記事タイトル = 「福島では猿が実験台に」

Le Parisien – 20/02/2012

Des singes cobayes à Fukushima

Equipés de dosimètres et de GPS, des primates vont être envoyés dans les zones contaminées de la région de la centrale. Le but : évaluer les dégâts là où l’homme ne peut plus aller.

Frédéric Mouchon

La centrale de Fukushima (Japon) est située dans une région forestière. | (AFP/JIJI PRESS.)

Après avoir lutté pendant des mois pour stabiliser les réacteurs en perdition de la centrale de Fukushima, les autorités nippones s’attellent désormais à un chantier colossal : assainir les terres, contaminées à des kilomètres à la ronde. Afin de dresser une carte détaillée des zones irradiées, l’université de Fukushima a décidé d’équiper de GPS, de dosimètres et de compteurs Geiger… des singes et des sangliers.

« Le fait d’utiliser ces animaux sauvages nous permettra d’établir une carte précise des niveaux de radiation au cœur des forêts qui couvrent 71% de la préfecture de Fukushima et sont parfois difficilement accessibles », nous explique le vice-président de l’université, Takayuki Takahashi.

Equipés de leurs bracelets électroniques, des primates ont déjà été envoyés en octobre dernier à proximité de la zone d’exclusion dans les forêts qui jouxtent la ville de Minamisoma mais le matériel de mesures n’a pas pu être récupéré ni les données analysées. Le professeur de robotique veut donc renouveler l’expérience en mars. L’utilisation de ces « cobayes » permettra de compléter les mesures de radioactivité effectuées en hélicoptère et en avion au-dessus des zones contaminées, devenues des no man’s land.

Envoyer des primates en zone irradiée les expose évidemment à être contaminés mais permettra de mieux connaître l’étendue des dégâts là où l’homme ne peut plus aller. Les scientifiques espèrent ainsi connaître le niveau d’exposition des animaux et l’impact des radiations sur la faune qui vit à proximité de la centrale. Mais ils souhaitent surtout déterminer « le mouvement de la radioactivité » dans les forêts dont ils craignent qu’elles soient « hautement contaminées ».

La contamination des forêts aura de lourdes conséquences

« A Fukushima, les zones forestières sont les sources principales de bois, d’eau, de nourriture, souligne Takayuki Takahashi. La contamination au césium des forêts menace donc d’affecter à terme l’agriculture, la pêche et même les zones résidentielles situées à proximité. »

D’après l’Association pour le contrôle de la radioactivité dans l’Ouest (Acro), plus de 2200 échantillons ont été prélevés dans une zone de 80 km autour de la centrale pour déterminer le niveau de contamination. Mais ces mesures ne concernent que des zones de plaine ou des secteurs bitumés « accessibles à l’homme », souligne le professeur japonais.

« Traiter les forêts est prioritaire car les pluies, en faisant ruisseler la radioactivité, recontaminent à chaque fois les zones habitées dans les vallées », explique le président de l’Acro, David Boilley. « Portés par le vent, les rejets massifs de radionucléides dans l’atmosphère ont duré dix jours au lendemain de la catastrophe, rappelle David Boilley. Il est clair que, dans certaines zones très contaminées, la radioactivité ne s’effacera pas avant des siècles. »

http://www.leparisien.fr/environnement/des-singes-cobayes-a-fukushima-20-02-2012-1869398.php

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