エヴァ・ジョリー氏 「福島原発事故は歴史的責任」 – Mme. Joly : Accident nucléaire de Fukushima = “responsabilité historique”

エヴァ・ジョリー氏、東京会見にて (写真 © AFP Yoshikazu Tsuno リベラシオン紙 – 2011年10月20日付)

欧州エコロジー・緑の党の2012年仏大統領選挙の候補者、エヴァ・ジョリー氏が現在来日中で、明日金曜日からは福島県訪問をする予定らしいよね。

彼女の来日の件や、「20年の間に段階的に原発ゼロ」へ向かうという、次期大統領選挙の公約の中でも最も大きく掲げているテーマについて、改めて訪問中の日本から大々的に宣言をしたことなどが、フランスの各紙で話題になってる。

そんな彼女と一緒に来日している、もう1人の大事な人が居るよ。

それは、欧州エコロジー・緑の党のドゥニ・ボーパン氏で、ボーパン氏はパリの副市長だよ。

ドゥニ・ボーパン氏

10月20日付けのリベラシオン紙に記事があって(AFP通信のコピペ記事)、エヴァ・ジョリー氏の日本からの発言が幾つも載ってた。

フランスから遠く離れた日本で記者会見を行い、改めて、大宣言を力を込めて行っている様子が既にYOUTUBEにアップされてて、アップ主名からして、どうやらコレは、ドゥニ・ボーパン氏自らのビデオ投稿みたいよ。←ビデオは下に掲載しておくよ。

エヴァ・ジョリー氏自ら、「フランス大統領選挙で、脱原発を第一に掲げて出馬しているのは、唯一私だけです。」っと、力のこもった演説は、「力」というより、明確な「強い意思表明」で、あたしには、静かな「怒り」と「もどかしさ」という心境が入り混じった想いも一緒になって話しているように見えるよ。

ま、もともと早口で話まくって、相手をゴリゴリの演説でブっ倒すって感じで話すタイプの人ではないから、いつ見ても聞いてても、すんげぇ冷静というか、でも、言葉を噛み砕くように押し出して、めっちゃ動じないっていうか、まぁそんな雰囲気のある人だなって、あたしは思ってんだけどね、ま、ジョリー氏は弁護士でもあるからってのも手伝ってると思うけどさ。

つい先日、日本訪問直前にも言ってたけど、ジョリー氏は、社会党代表として大統領選挙に出馬するオーロンド氏にハッキリと、「脱原発への明確な意思表明をしないのであれば、我々、緑の党は政治的連帯の保証は出来ない。緑の党抜きに左翼の勝利は無いのだから、だとすると、コレは重要な問題となる。」っと言ってるんだよね、で、「脱原発」というのが、重要な鍵を握っているんだという事を、これでもかっと強調して、宣言してるわけ。

つまり、「脱サルコジ」をするには、皆で繋がって連帯して、大きな票を持って戦い抜かねばいけないと、そうしないと、またサルコジに数年間もヤラれると・・・だから、次期大統領選挙で、サルコジ VS オーランド になった場合に、ジョリー氏は自分のとこの緑の党の票を、ガッツリとオーランド氏の所に送り込むこと出来まっせぇっと、やけど、それには「脱原発」してもらわんとあかんと、そうやないと、うちんとこ緑の党の票を送らないよって事を言ってるわけよね。

そう、オーランド氏が「原発関係」の問題について、ま、ぶっちゃけハッキリしない、生ぬるいこと言ってるのに、シビレを切らしてるジョリー氏ってことねっ!!

で、まぁ、「脅迫」っていうと大げさっぽいけど、大統領選挙では、ほんま遊びの賭けと違うわけだし、みんな命がけなわけやん?だから、ジョリー氏は「条件」として、オーランドに「脱原発」っというカード・駒を突き出してるって事だわな。

そんなジョリー氏に対して、オーランド氏は何を思ってるのか?

フランソワ・オーランド氏

フランソワ・オーランド氏の側近?ピエール・マスコヴィッチ氏は、「緑の党の『独裁』には従うつもりは無い」、「緑の党の脱原発計画は現実的ではない」っとの事を、今日発言してたってさ。

ジョリー氏は、今回の福島第一原発事故は、単に「原発事故」ではなく、もはや「歴史的責任」を負わなければいけない事態になっていると言っていて、大統領選では、「脱原発をしなければならないというレベルを超えて、もはや経済的に脱原発をすることが可能であるという事を訴えたい。」っとの意気込みを語ってる。

で、エヴァ・ジョリー氏からの告知警告。

今週の土曜日・日曜日と、もう1人フランスの政治家が来日するんだけど、ジョリー氏は「騙されないでっ」っと警告をしているよ。

誰のことなのか?答えは、フランソワ・フィヨン氏

フランソワ・フィヨン氏

フィヨン氏は、2007年フランス大統領選挙で、ニコラ・サルコジの選挙参謀を務め、サルコジの下、首相就任したんだよね、はい、つまり、めっちゃサルコジ軍団の人間っという事。

フィヨン氏が来日するのはデカいよ、ヤツラの日程とかは知らんけど、サルコジが行けるもんなら行きたい所だけど、いろいろヤルことがあるし、今日サルコジに女の子の赤ちゃんが生まれたしで、色々あるんだろうね、だからサルコジの右腕?フィヨン氏が「代行」で来日するようなもんだと思っても良いぐらいだと思うんだわ。

フィヨンよ、あんた日本に何しに行くんだ?営業ビジネスか?アレバの尻を叩きに行くのか?おいっ!!! ← フィヨン氏の来日の第一目的は、「20カ国・地域(G20)首脳会議の準備」って事になってるけど・・・実際の所は、どうなんだ?

エヴァ・ジョリー氏は、「こうしてフランスからフィヨン氏や、その他の政界の人間が来日し、フランスの原発技術を売り込み、日本の国民を安心させながら、最終的な目的は、日本の原発維持っということになるのではないかと不安で心配です。彼らの言い分を真に受けないで(信じないで)。

ジョリー氏の来日は今週日曜日まで、で、フィヨン氏の来日予定は土曜と日曜らしいから、日本で2人で会ってさ、ガチ対談バトルでもして欲しいわいっ、マジィィイイイっ!!

ここに書いてきたエヴァ・ジョリー氏の発言「太字」は、10月20日付のリベラシオン氏からの引用だよ。←記事は、まんま下に載せておくよ。

パリ副市長がYOUTUBEに投稿したエヴァ・ジョリー氏の東京会見のビデオも載せておくよ。

ところでさ、こうしてフランス次期大統領選に出馬してる緑の党のエヴァ・ジョリー氏が来日してるのにさネットで見てみたけど、いわゆる日本の「大手メディア」は全く伝えてないみたいなんだけど・・・これ、大丈夫か?おい?別に「大手メディア」に、コレといって大きな期待もしてないし、あたしは別の方法で情報得てるからいいんだけど、マジ不自然過ぎるっていうかさ、不気味だっつぅぅぅのっ!!! ← 2011年10月22日23時54分に、朝日新聞に記事がアップされた。下に載せておくわ。← 2011年10月25日 東京新聞に記事があった。

フランスでは、あっちゃこっちゃ、ル・モンド紙やリベラシオン紙、ル・フィガロ紙などなど、続々とエヴァ・ジョリー氏の訪日、福島訪問の件を注目し大きく伝えていて、改めて彼女の「脱原発大宣言」+社会党への「脱原発」要請、圧力、責め、「条件提出」の件が伝えられてるんだけどねっ!!!

じゃぁぁああああねっ☆

追記

2011年10月22日 18時から(20分ほど遅れてみたいだけど・・・)フリージャーナリスト岩上安身さんのIWJ2チャンネルで、「みどりの未来/ヨーロッパエコロジー・緑の党共同記者会見」が中継されるんですってぇ☆ → やっふぉいっ☆IWJ2チャンネルへ飛ぶぅぅぅううっ!!

追記2

エヴァ・ジョリー氏は無事フランスに帰国したよ。

彼女が訪日中、どこで、何をしていたのか?って少しは分かるようなものを、書いてみたよ、来日中、彼女が何を「つぶやいて」(ツイッターして)いたのか?とかね。→ 「エヴァ・ジョリー氏、福島訪問報告」を見に飛ぶぅぅぅっ==☆

Libération – 20/10/2011

Eva Joly au Japon: pas d’accord avec le PS sans sortie du nucléaire

TOKYO (AFP) – Eva Joly, candidate EELV à la présidentielle, a affirmé jeudi à Tokyo qu’il n’y aura pas d’accord de gouvernement avec le PS s’il n’y a pas d’engagement sur la sortie du nucléaire, qui représente “le point dur” des discussions en vue de 2012.

“Je suis la seule candidate (à la présidentielle) qui veut la sortie du nucléaire en France”, a déclaré Mme Joly lors d’une conférence de presse, en rappelant qu’elle souhaitait qu’il n’y ait plus de centrale nucléaire sur le territoire français d’ici 20 ans.

Pierre Moscovici, proche du candidat socialiste François Hollande, a déclaré jeudi sur RMC que le PS n’accepterait “aucun diktat des Verts” et que leur position sur la sortie du nucléaire “n’était pas réaliste”.

Interrogée à ce sujet, Mme Joly a déclaré: “Ma réponse est très simple: il n’y aura pas d’accord de gouvernement si nous ne sommes pas d’accord sur le fait qu’il faut sortir du nucléaire. Et comme il n’y a pas de victoire de la gauche sans les écologistes, cela pose problème”.

“Les socialistes sont hésitants, a-t-elle ajouté, mais je ne désespère pas de rallier les socialistes à mon point de vue. Je fais de la sortie du nucléaire le point dur de notre accord.”

La candidate d’Europe Ecologie-Les Verts a expliqué qu’après l’accident nucléaire de Fukushima, il s’agissait pour elle d’une “responsabilité historique”.

Mme Joly doit d’ailleurs se rendre vendredi dans la ville de Fukushima, située à une soixantaine de kilomètres de la centrale nucléaire gravement endommagée par un séisme et un tsunami le 11 mars.

“Mon travail pendant cette campagne est de montrer que cette sortie du nucléaire n’est pas simplement souhaitable, mais qu’elle est possible économiquement”, a-t-elle martelé.

Evoquant la venue samedi et dimanche du Premier ministre François Fillon au Japon, la candidate écologiste a déclaré qu’elle avait “peur que les efforts diplomatiques français ne servent qu’à maintenir le parc nucléaire au Japon.”

“J’ai peur que la venue de M. Fillon ou d’autres n’ait pour objet que de vendre la technologie française et d’essayer de rassurer l’opinion japonaise. Moi je vous dis +ne les croyez pas+”.

© 2011 AFP

http://www.liberation.fr/depeches/01012366825-eva-joly-au-japon-pas-d-accord-avec-le-ps-sans-sortie-du-nucleaire

朝日新聞 2011年10月22日

仏緑の党大統領選予定者「今後20年で全原発閉鎖」

来春のフランス大統領選に「ヨーロッパエコロジー・緑の党」から立候補する予定のエバ・ジョリ氏が来日し、22日、東京都内で会見した。ジョリ氏は「今後20年で全ての原子力発電所を閉鎖する」方針を公約に掲げ、他党との選挙協力でも脱原発への賛否を判断材料にする考えを示した。

大統領選は現職のサルコジ氏と、最大野党・社会党のオランド氏を軸とした構図が予想されている。緑の党は近年、大統領選が決選投票にもつれた場合には社会党に協力してきた。ただ、オランド氏は同党予備選で「総発電量に占める原発の割合を2025年までに75%から50%に下げる」と訴えており、ジョリ氏の公約とは距離がある。ジョリ氏とともに来日し、社会党との交渉担当を担うボーパン・パリ副市長は「(いつまでかは)交渉の余地があるが、脱原発を表明しない政党とは協力できない」と強調。「オランド氏は日本に来て、福島の現状を見るべきだ」とも語った。

http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY201110220607.html

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10 responses to “エヴァ・ジョリー氏 「福島原発事故は歴史的責任」 – Mme. Joly : Accident nucléaire de Fukushima = “responsabilité historique”

  • フランスねこ

    こんにちは。フランスねこと申します。ジョリーさんの記事をブログで御紹介(おすすめ)させて頂きました。事後報告で申し訳ありませんが、お知らせさせて頂きます。

    http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/1021-6c8b.html

    それにしても、日本では彼女の訪日が全く報じられておらず残念です。福島からの帰りに記者会見が開かれることを期待しています。

    それでは、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • onaironaironair

    フランスねこ様

    ありがとうございます。
    岩上チャンネルは全てを見るのは、もう不可能に近いです・・・って思っとります、あたしは。
    でも、証拠として、ああして映像が残されるのは多くの人を支えることになると思うので、記者会見もライブ、もしくは録画で見れるのは良いですね☆

    では、またぁぁあああっ!!

  • フランス「緑の党」のエヴァ・ジョリー欧州議会議員、福島入り(10月21日) « ユニティ・デザインのブログ

    […] ●onaironaironairさん(おすすめです) 「エヴァ・ジョリー氏『福島原発事故は歴史的責任』」 […]

  • 梨の木

    初めまして。エヴァ・ジョリ氏について検索していて参りました。

    例えば東京新聞あたりなら小さな記事でも載せるかなぁと思ったのですが、ネット上では検索できませんでしたね。

    この記事を当方のブログ内でリンクさせていただきました。
    http://poirier.exblog.jp/16490435/

    事後報告になってしまって申し訳ありませんが、どうぞご了承下さいませ。

  • onaironaironair

    梨の木さま

    丁寧なメッセージ頂きありがとうございます。

    こうして、朝日新聞では記事にはなってはいますが

    http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY201110220607.html

    なんだかな・・・この誰が書いたかも分かんねぇ記事もショボすぎて・・・っと生意気に思いますが・・・。

    でも、大手企業マスメディアではなくとも、ネットで少しでも記事があるし、ビデオがいくつか掲載されているので、もう、いいかって思います。

    って、このまま続けると「情報・ジャーナリズム問題」、「メディアとは?問題」云々にブチ当るわけで、エヴァ・ジョリー氏訪日の件とはズレて行くのでココで失礼いたします。

    秋ですね、梨が美味しい季節ですねぇぇぇえええっ☆

  • 梨の木

    朝日新聞、書いていたんですね。完全無視かと見えたので、とりあえず書いてくれたところがあって良かったです。

    ネットに載っていれば確かに安心という部分もありますが、ネットの場合は探す気で探さないと見つからないという欠点もあるわけで、探す気になるかどうかで情報の受け手側に大きな差が出てしまいますね。新聞とテレビしか見ない人と、ネットで情報を捜しまわっている人との間の溝がどんどん深まっているような気がします。

    梨の季節ですね。日本の固いジューシーな梨が懐かしいです。

  • Han-Koh Chung

    ノルウェー系フランス人の政治家のエヴァ・ジョリー氏ですか。私は最近になって彼女のことをわが国台湾とフランスの間に起きたラファイエット級フリゲート汚職事件という国際的な大スキャンダルで彼女のことを知りました。

  • onaironaironair

    Han-Koh Chungさん

    コメント有難うございます。
    うん、そうなんですね、フランスの政界にも彼女=エヴァ・ジョリー氏を恐れている人は沢山居ると思いますよ。
    そして、こういう方が真っ正面から「本当のこと=真実」を表に出すと、相当困る政治家達がゴロゴロいるんだと、そういう分けです。
    ですから、単に「人間らしく」原発止めましょう、廃棄物これ以上増やさないようにしようよ、直ちに行動しようよって公約で掲げながら大統領戦況に挑んでいる彼女のことも、そういう姿も、原発帝国のフランス政界から見ると、彼らにとっては「フランス経済」を「破滅」させる「人物」としか映ってないんだと。
    エヴァ・ジョリー氏の略歴を見ると、更にその人柄が浮かび上がり、現在のこの様な「金ありき」社会では、ジョリー氏の様な政治家は本当に「邪魔者」でしかないんだと思われます。
    あたしはフランス住まいで、大統領選挙権は持ってないですが、数人エヴァ・ジョリーに投票すること(4月22日)を決定している人もいますよ。

  • Han-Koh Chung

    彼女のような正義感を持つ政治家は本当にラファイエット事件で痴態の限りをつくしたフランスの元外務大臣ローラン・デュマ氏とは強いコントラストになるので、すごく考えさせられます。18歳でフランスに移住しフランス語を習得してそれ以来長年フランスで生活している点ではイギリスの女優クリスティン・スコット・トーマスと同じですね。

  • onaironaironair

    Han-Koh Chungさん

    コメント有難うございます。
    そうですね、エヴァ・ジョリーのような人を一番恐れて潰したいと思ってるのが、現大統領で時期にも出馬しているサルコジだと思います。
    イギリスの女優クリスティン・スコット・トーマスさん・・・あたしは良く知らない女優さんですが、先日友人に勧められた映画に、彼女が出演しています。

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