仏・元環境大臣コリーヌ・ルパージュ氏、大統領選出馬表明 – Mme. Corinne Lepage candidate à la présidentielle

2011年10月4日、フランスの大メディアであるテレビTF1に生出演をしている、フランス元環境大臣のコリーヌ・ルパージュ氏の姿があったよ。

ルパージュ氏は、フランスの政治家の中でも、福島原発事故以降(以前もだけど)、積極的に原発に関して発言をして問題提起をしていて、割と最近の3、4日間の来日の際には特に福島県まで出向いて、福島県民と実際にあって会談をし、帰国してから報告として、ほとんど「告発」に近い「公開レター」とも呼べる報告書がネット情報サイト(rue89)に掲載されたりしていた。(参照 フランス元環境大臣が見た「福島」)

そして、「安全です。」、「子どもも妊婦も大丈夫。」、「毎時100ミリシーベルトでも問題ない。」、「以前のように普通に暮らして、外でドンドン遊んでも大丈夫。」などと、福島県中で発言してきた山下俊一教授のことにも触れた、唯一のフランスの政治家だと思う。(参照 コリーヌ・ルパージュ氏 「悪夢が日常化した」)

現場を訪れ、人々に会って生の声を聞いてきた人と、そうでない人々の差は本当に大きいと改めて思う。

ま、もっとも、福島県を同じく訪れても、日本政府と一緒になって「福島の食品安全キャンペーン」を、半分顔を引きつらせてヤった、フランス文化相・フレデリック・ミッテランという、これまた酷い大臣もいるんだけどねっ!! (参照 フランス文化相の「安全キャンペーン」)

さて、ルパージュ氏は、テレビに生出演して何を発言したのか?

あたしの訳で良かったら読んでや。

2011年10月4日 フランステレビTF1 20時のニュース


TF1姉ちゃん 今晩お招きしているのは、エコロジー党所属のCAP21(団体・21世紀市民行動)の代表者で、欧州委員会議員のコリーヌ・ルパージュさんです。ルパージュさん、こんばんは。

ルパージュ氏 ロランス・フェラリさん、こんばんは。

TF1姉ちゃん 先日日曜日夜に、ジョン=ルイ・ボーロ氏は、我々の局にて、次期大統領選挙への出馬をしないと表明したわけですが、ルパージュさんは、2002年の大統領選挙に立候補されてて、2007年には立候補されてなかったですね、何が今回2012年の大統領選挙への出馬を決定付けたのでしょうか?

ルパージュ氏 大変深く考え、準備する時間を持ったんですよ、で、今回の出馬を決断しました。出馬宣言をするのに、今日10月4日を選んだのは偶然ではないんですよ。ジョン=ルイ・ボーロ氏が出馬を断念したというのがキッカケとなって私が出馬を決めたわけではなく、以前から私は準備をしていたわけです、そして今日は、フランス共和国憲法が1958年10月4日に作られたというシンボル的な日なんです。まず、わたしたちは、基本的なことの取り組みのやり直しから始める必要があります。それは、我々の共和国を国民と共に再建し、信頼性を取り戻す必要があるんです。第一に必要なのは、国民に「権利」を取り戻させるという事です。この「権利を取り戻す」という事、つまり、「国民投票」の権利、「独立した裁判制度」、完全に「独立したメディア」だったりするわけで、とにかく以前と同じ方法ではなく、根本的な部分でシステムを変えていかなくては、悪循環で悪化している我々の生活から抜け出すことは出来ないんです。大統領選に向けての私の公約はコレだけには尽きませんが、いま申し上げたのは非常に力を入れて取り組みたい課題なんです。

TF1姉ちゃん 緑の党など環境を訴える政治家、例えばエヴァ・ジョリー氏との違いは、どんな部分でしょうか?

ルパージュ氏 わたしが今、重視したいのは、「可能性」です、ここで1つ例を挙げましょう。「核」の問題です、もちろんココで私が触れたいのは「原子力」の核であり、「軍」においての核問題ではありません、で、付け加えて言いますと、私は「軍」においての核は継続されるべきだと思うから。ところで、ドイツはいかがでしょうか?彼らは「脱原発」をして、経済的にも大変に素晴らしい発展へと向かっているんです。さて、我々フランスといえば?私達は大変幸福なことに、一番素晴らしい持続可能なエネルギーを生産していく力を持っているにも関わらず、それを有効に使用していないんですよ。これら有効なエネルギーによって、素晴らしく開発、発展、向上が出来るというのに・・・これは非常に重要な問題であり、コノ問題に私は強く関わりたいんです。ただ単に、「思想概念」として言ってるんではないですよ、これは現実的に、我々の経済、産業問題と直結してるからなんです。

TF1姉ちゃん 先ほど、大統領選から抜けたジョン=ルイ・ボーロ氏の話題がありましたが、彼が抜けたことによって、彼を支持している人々の中道派の投票数を自分の方向へと獲得したいと、お思いですか?

ルパージュ氏 右翼、左翼の差が益々開いて、中道派は最近では右よりの中道派で、それを照明するかのように最近では中道派というと、「右よりの中道派」が注目をされているわけですね。ジョン=ルイ・ボーロ氏が大統領選挙出馬を諦めたのも、その事を象徴しているでしょう。もちろん、エコロジー派だったり、人間第一主義派だったり、色んな政党の人々が集まり、我々共和国のために一緒に考える場はあるわけで、わたしも彼らと一緒になって考えたいです、で、私が強調し・た・い・の・は、私が注目し・た・い・の・は、我々の仲間達が今、変えようとしていることなんです。そして、この大統領選挙に向けて、わたしはポジティブに行きたいんです、何故なら、この国で素晴らしいことも一杯起きているわけですよ。たとえば、14,000,000人という人々がボランティア活動をしていて、1,500,000のNPO団体が活動しているんですよ、彼らが国の連帯感を強めているんです、今回わたしは、彼らの活動に光を当てて、こうした人々と一緒に活動したいと強く宣言します。

TF1姉ちゃん しかし、2007年の大統領選挙には出馬されなかったわけですよね?決意は強く最後まで闘うという事でしょうか?

ルパージュ氏 様々な変化があり、わたしは今回、非常に強い意思で出馬をし、わたしの決心は揺ぎ無い強いものがあるんです。

TF1姉ちゃん それでも、挫けたりすることはありますか?例えばジョン=ルイ・ボーロ氏は、落胆し落ち込んでいるとの話があったりしますが?

ルパージュ氏 その件については、私は知りません、彼に直接尋ねられるべきでしょう。とにかく、私は落ち込んだりなどはしませんよ。それから、私は自由で、独立した「女性」であり、政治家であると共に、「一市民」であり、わたしは2年間大臣(環境大臣)を務めまして、地方選挙にも選ばれ2年間務め、2年半前からは欧州委員会議員を務めており、また、教授でもあり、そして、雇用100人という法律事務所を組織してきた、っと、色んな分野で活動をしている経験があります。こうして、様々な職を経験は「一市民」としての活動と交差しながらやってきたんですね。これら多様性のある活動をしてきたことが、今回良い方向へと向かう気がするんです。

TF1姉ちゃん はい、大統領選挙第一戦に立候補された分けですが、第二戦では、誰と戦いたいと思われていますか?ニコラ・サルコジ氏でしょうか?

ルパージュ氏 ちょっと、今の段階で発言するには早すぎるとは思いますが、確かに言えるのは、今、私が色々発言してきた内容からも十分に伝わると思いますが、今日まで5年間の間、押し付けられていた(サルコジ)政権は耐え難いものがあります。

TF1姉ちゃん 今晩、快く出演してくださいまして有難うございました、大統領選挙に立候補宣言をなされたコリーヌ・ルパージュさんでした。

ルパージュ氏 はい、こちらこそ、ありがとうございました。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: