山下俊一教授講演 (2011年6月15日) - 杉原浩司氏の記録

山下俊一 (やました・しゅんいち)

長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 附属原爆後障害医療研究施設 教授

世界保健機関(WHO)緊急被曝(ひばく)医療協力研究センター長

日本甲状腺学会理事長

福島県知事の要請で、放射線健康リスク管理アドバイザーに任命された。

http://smc-japan.org/?p=1413

YOUTUBEに上がってる「山下俊一トンデモ発言」は、今日2011年

6月16日の時点、先ほどで22167回見られている。この映像で 

放射線の影響は実はニコニコ笑っている人には来ませんっ。

クヨクヨしている人に来ます。

との発言をしているのが山下俊一教授であり、福島県知事の要請で、放射線健

康リスク管理アドバイザーに任命された同人物なんだよね。

ほいで、この文字おこしフランス語版は、ここに置いてある。

Conférencier : Shunichi Yamashita, professeur d’Université de Nagasaki

この文字おこしフランス語版は、日々見られており、反応もあった。

そりゃそうやろなっ。

で、「この教授はフランスのペルランだっ」っていう意見も早速出た。

え?ペルラン?誰それ?っていう人は、「チェルノブイリ原発事故を

過小評価して裁判にかけられとる男」を見てね。→

昨日6月15日、東京シンポジウムで山下教授は講演会を行ったんだよね。

ジャーナリスト田中龍作氏が5月29日に書いてる記事

『飯舘村 山下教授 「洗脳の全容」』の中で「福島県放射能リスクアドバイ

ザーにして「Mr.100mSv」の異名をとる山下俊一・長崎大学大学院教授。

現実離れした「放射能安全神話」を撒き散らし世論の反発が強いため、

最近は自らの講演の録音、録画を禁止したと伝えられる。」と書いている

んだけど、それを証明するかのように、今回の講演会では、今回の講演会

でも、注意事項には、こんなことが書かれてあるんだよね。

<注意事項>

報道目的以外でのビデオカメラでの録画はご遠慮ください。

また、ビデオカメラなどでの録画やカメラ撮影は、予め参加申込をした

方のうち主催者が撮影用機材の持込を認めた方のみとします。

このため、事前申込をしていない方や機材持込について主催者が認めて

いない方の録画やカメラ撮影はできません。

なお、録画された映像を外部に配信される場合には、講演の趣旨が正確

に伝わるようお願いいたします。

通訳音声には著作権があります。ニュース報道やネット配信、その他

いかなる方法でも通訳音声を流すことはご遠慮ください。

報道関係者席に電源コンセントや電話回線の端末はありません。

音声ラインは「オリジナル」のみ提供します。また、報道関係への

電源供給はいたしません。

現在、このような状況下にあって、本来であれば「福島県放射能リスク

アドバイザー」という立場の人の意見というのは日本にいる人全員が注目

する、したい人物の意見であり、それらは幅広く国境を越えて共有される

べきであるというのに、この注意事項を見ただけでも突っ込みどころ有り

過ぎで、分け分からん。

で、講演会への対象者については、こんなことが書かれとるんだわ。

 対象者:今回は、海外への情報発信を目的に、主として海外の報道関

係者、大使館関係者等にご案内いたします。

国内報道関係者、一般の方の参加も可能です。

あれ?「海外への情報発信を目的」なのに 

通訳音声には著作権があります。ニュース報道やネット配信、そのいか

なる方法でも通訳音声を流すことはご遠慮ください。

って・・・おいおいおいおい、これの、どこが「海外への情報発信を目的」な

んだよ。おいっ!! 逆走にも程があるだろっ!!

あとさ、「講演の趣旨が正確に伝わるようお願いいたします。」って・・・。

おいおいおいっっっ!!!

正確に伝えるのは、山下教授の仕事、「福島県放射能リスクアドバイザー」の

役目でしょうが!! で、本当に「正確」に伝えたかったら、編集無しで、

生で、もしくは生でなくとも、録画されたものを「まんま」放映すればええや

ん、そししたら「手を加えられる=編集」なしで「正確」も「不正確」も

議論する意味さえソコにはなくなるやん、やったらええやん!!

ニコニコ生放送とかUstreamとかで、福島県で毎日不安で仕方なくて、色んな

事情の重なり合いで、色んな気持ちがあって、その上で福島県で生活を継続

している、生活し続けようとしている、あれ以降「疎開」を決断し、今現在

も福島県外に居る、そういう人たちにも生で、そのまんまの講演を中継した

らええやん、それが「正確に伝える」一番の方法やん。

いったい、この講演の広報を書いたのは、誰なんだ?っていうか、誰が、

この「注意事項」ってのを決定して書いてるんだ?「それは俺、私が書い

てるんだ、ぼけっ!!」っという人は、是非とも前に出てきてください、お願

いしますわ。

っと、まだまだ突っ込み所はあるんやけど、前置きをココで切って・・・

(え?前置きだったの?笑)。ここから本題に入るぞ。

まずは、山下俊一教授の公演内容を見てみよう。

~「福島原発事故と放射線健康リスク」講演要旨~

原発事故後の福島県民の健康を守る為に、放射線健康リスクの評価分析

から安全防護基準の設定は、多面的多角的な政策決定と社会合意が重要

となります。それでも発がんリスクの諸課題が残ります。将来への不安

を払拭する為には、環境モニタリングを徹底的に継続すること、そして

慢性微量放射線被ばくの健康影響については、科学の限界があることを

再認識し、健康管理あるいは種々の健康増進策が国家プログラムとして

推進されることが重要となります。

だってさ。

で、この講演会に足を運んで、録画、録音でもなく、体験談を記録した人が

居るよ!

わたしは杉原浩司氏の貴重なレポートを読ませてもらう機会があった、で、

杉原氏の了解を得て、その全文をココに置くよ、こういう情報は共有される

べきだと思うよ!!

6月15日の山下教授の講演会に行けなかった人、講演会があることを後

で知った人などなど、みんなも読むと良いと思うよ。

色んな意味で、色んな角度から「目安」が付けれると思うよ。

じゃっ、始まるよっ! 杉原さん、お願いしまっす!

あっ、これフランス語で読みたい人は、ここに飛んでぇぇえええ。→

山下俊一教授講演 (2011年6月15日)  杉原浩司氏の記録

615日(水)午後、東京の青山ダイヤモンドホールで開かれた山下俊一

(長崎大学教授・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)の講演会に

行ってきました。

http://www.nashim.org/jp/symposium/index2.html

行ったといっても、私が会場に着いたのは終了時刻前の午後350分。

受付で資料をもらうと、「どうぞ」と促されたのでホールの中へ。

山下教授に対する最後の質疑が行われていました。

海外メディアや大使館関係者が主な対象とのことでしたが、国内メディア

の記者もかなり参加していました。150人くらいはいたように思います。

終了後、持っていた「福島の子どもたちを守るための緊急署名」用紙を帰り

の参加者の一部に配りました。その後会場に入ると、例によって山下教授と

の名刺交換タイムとなり、列が出来ていました。そこで私も、携帯で何枚

か写真を撮った後、意を決して列の後ろに。

以下は、山下教授(と脇にいた長崎大学広報戦略本部 副本部長の

深尾典男教授)と私の問答の概要です。録音したわけではなく、やり取り

後のメモに基づくものであることをお断りしておきます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

(私)あなたは福島県で事故直後から「年100ミリシーベルト以下なら

大丈夫」と繰り返してきた。

(山下)「大丈夫」とは言っていない。「わからない」「証明されていない」

と言っている。

(私)それは最近になってからで、初期には「大丈夫」と言って県内を回って

いた。「大丈夫」と「わからない」は全く違う。初期に言って回った内容が県

民に浸透してしまっている。そのため、自主避難しようとする人が家族、

親族、職場などで孤立することになっている。あなたの言動が明らかに

自主避難を妨害する役割を果たしていることに気づいていないのか。

(山下)うーん。そうでしょうか‥‥。

(私)既に3ヶ月が経った。初期に言っていたことを変えているのなら、

公式に初期の説明を撤回すべきだ。

(私)「低線量被ばくに閾値(しきい値)はない」というのが国際的コン

センサスになっているのではないか。

(山下)私もそう考えている。

(私)言っていたことと矛盾している。

あなたは「CRIIRAD」(クリイラッド : フランスの民間放射能監視団体)を

知っているか。

(山下)知らない。

(私)CRIIRADを設立した一人である欧州議会議員*が来日したが、「フランス

の退避基準は年10ミリシーベルトであり、子どもにはそれでも高いのですぐ

に避難させるべき」と話していた。

* ミシェル・リヴァジ議員(フランス緑の党、元グリーンピース・フランス代

表)

<ここで、深尾典男教授が横から介入。山下教授は移動>

(深尾)山下が福島に入って以降の10日間ほどは、非常に混乱していて、

地域の医療崩壊が起こる懸念もあった。その中で危機管理上の判断により

「大丈夫」と言って安心させる必要があった。

(私)その判断に賛同はしないが、少なくとも現在は3ヶ月が経ち、状況は

変わっている。山下教授の初期の言動が一人歩きして、県民に浸透してしま

い、自主避難する人の足かせになっている。

山下教授はそのことに明らかに責任がある。

(深尾)山下は「何ミリシーベルトなら退避すべき」と言う立場にはない。

退避には、移動することの困難や退避後の生活などいろいろなリスクもあり、

総合的な判断が必要。それを決めるのは政治の役目だ。

既に被ばくしてしまった人の測定や健康管理、汚泥処理などに関して知見

を提示していくのが山下の役割だ。

(私)まずやるべきは、県民に伝わるように、公式に初期の言動を撤回・

訂正することだ。それができないなら、アドバイザーを辞任すべきだ。

(深尾)その気持ちはわからなくはない。ご意見は山下に私からも伝える。

<ここで再び山下教授に問いかけ>

(私)NGOなどがアドバイザー解任を求める署名を始めているが、辞任

される意思はないのか。

(山下)(無言)。

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